エンドユーザーコンピューティング環境は変わりつつあります。主にWindowsアプリケーションの実行を目的とするロックダウンされた企業デスクトップをIT部門が1台ずつ各ユーザーに提供する時代は終わりました。今日、エンドユーザーは次のような環境を期待しています。
- 1日の中で複数の端末デバイスを使用する(デスクトップ、ラップトップ、タブレット、および携帯電話)
- モバイルデバイス経由で会社および個人のネットワークに接続する
- 任意のデバイスからデータおよびアプリケーションにアクセスする
このように、ユーザーもデバイスもモバイル中心となる環境では、IT部門は、すべてのユーザーのアプリケーションとデバイスを管理すると同時に、ユーザーによるデータへのアクセスを保護および制御する必要があります。ユーザーごとに単一のデバイスを単一のオペレーティングシステムで使用するモデルは過去のものになりつつあります。企業におけるエンドユーザーコンピューティングの変革で重要なステップとなるのは、仮想デスクトップを任意のデバイスに提供し、統合デスクトップ管理によるメリットのすべてを活用することです。このeBookでは、仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)の検討を強く推奨する3つの理由を説明します。また、IT部門は管理性を損なわず、エンドユーザーは任意のデバイスから企業内のデータおよびアプリケーションにアクセスできるVMwareソリューションによるメリットを享受されているお客様事例もご紹介します。