多くの企業がITの変革に取り組んでいますが、通常は仮想化から開始し、その後クラウドインフラストラクチャをベースとしたサービスとしてのIT(ITaaS)モデルへと転換します。もちろん、この移行がいつも同じように進むとは限りません。仮想化やプライベートクラウドテクノロジーへの投資を続ける組織や、いきなりパブリッククラウドを導入する組織など、組織のビジネスモデルやビジネスの目標に応じて異なります。しかし、VMwareが全世界で実施したビジネスに関する調査によると、ほとんどの組織では、仮想化の成熟に準じた3つの段階を経て、最終的にクラウドベースのITaaSに到達しています。
多くの場合、企業は仮想化への移行において行き詰まりを感じています。その理由は、予算不足、長期的なクラウド戦略の欠如、または次の段階に進むための技術的な専門知識が単に不足しているなどさまざまです。一方でVMwareの調査によると、段階が進むごとに効果は大きくなるため、ITaaSに到達できないと、企業は仮想化とクラウドコンピューティングのメリットを十分に活かせないことになります。