課題を解決

仮想デスクトップは高くない!〜Horizon 6の登場で十分に回収を見込める投資となった〜(2/2)

2014/07/15

RDSHを併用することでサーバ削減とVDAライセンス削減の相乗効果を発揮

RDSHは先に奥野木氏が紹介したRDSを基盤にした仕組みで、アプリケーションの画面のみをユーザーの端末に配信します。なお、この場合もユーザーは単一のWindows Serverを共有利用するため、VDAライセンスは不要となります。

「1000人のユーザー全員にVDI環境を提供していたある企業は、コールセンターや事務部門のスタッフには必要なアプリケーションのみをRDSHで配信する方法に切り替えることで、サーバ台数を13台から10台に削減しました。これにともないVDAライセンスも節約され、トータル26%のコスト削減を実現することができました」と矢吹氏は話します。

さらに、vCenter Operation Manager for Viewを適用することで、「これまで数時間~1日を要していたパフォーマンス問題の解析時間を数分~数十分程度に短縮できる」、「正確なキャパシティ管理によって、デスクトップ追加時の最適な投資計画が可能になる」といったメリットを得ることができます。仮想デスクトップ全体の状況把握とプロアクティブな対処によって、運用面からもコストを最適化できるのです。

「このように仮想デスクトップは、いまや中堅・中小企業での導入においても十分に回収が見込める投資となっています。最新版のHorizon 6によって構成の選択肢がさらに増し、今まで以上のコスト最適化を実現することができます。まずは効果を出しやすい用途からスモールスタートし、次のステップにつなげていくことをお勧めします」と矢吹氏は総括しました。

また、今回のセミナーでは、実際にHorizon Viewを導入/運用している企業の事例講演も行われ、現実解となった仮想デスクトップへの認識を深めました。

RDSHによるコスト削減イメージ


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