課題を解決

セルフドライビング IT 運用に向かう VMware vRealize Operations(1/3)

2021/02/02

現在のIT運用は仮想化からハイブリッドクラウド/マルチクラウド化へと複雑化し、一方でさらなる効率化や省人化、コスト削減が求められるなど困難を増しています。こうしたIT運用の課題に対して VMware vRealize Operations は “セルフドライビング IT 運用”というコンセプトを提唱し、自動化・自律化を目指した解決を図ります。

IT 運用の課題を解決するセルフドライビング IT 運用とは

多くの企業に顕在化するIT運用の課題

IT運用に関する課題は、近年、ますます高度化しています。そうした中で多くの企業に顕在化しているのが、次の4つです。

  • 1 ) サービス品質の維持

    ユーザーの信頼を得るため、常にサービスの品質の維持・向上に努めなければなりません。サービス品質の低下はユーザーの信頼を失うことにつながり、逆により良いサービスを提供することで新たなビジネスのチャンスが拡大します。

  • 2 ) 運用効率の向上・自動化

    「一人情シス」という言葉が注目されるほど、現在のIT運用部門には高い効率性が求められています。効率のよい運用とは、「より少ない人手で対応可能で多くの作業が自動化されている」、「属人性が排除されて作業が標準化されている」、「障害の早期発見、早期問題切り分け、早期修復など障害対応に特化した仕組みが導入されている」ことを指します。

  • 3 ) 継続的なコスト最適化

    システムが大規模になるほどオンプレミスでのコストメリットが高く、逆に小規模ではオンプレミスでのコストメリットが低下する傾向が見られます。また、自社所有からサブスクリプション利用への転換によるキャッシュフロー改善も重要課題となっています。

  • 4 ) 環境の複雑化に対応した運用

    仮想化とコンテナのハイブリッド構成、ハイブリッドクラウド/マルチクラウド化、IoTに対応したエッジコンピューティング、セキュリティのゼロトラスト化、オンプレミスとクラウドをまたいだワークロードの広範囲な移動など、インフラまますます複雑化しています。

セルフドライビング IT 運用が目指すもの

IT運用に関するこれらの課題を解決するため、ヴイエムウェアは「セルフドライビング IT 運用」というコンセプトを提唱しています。AIで強化された統合的な運用基盤のもと、「継続的な性能最適化」、「効果的なキャパシティ&コストの管理」、「アプリまで対応したインテリジェントな修復」、「統合された構成とコンプライアンス」の4つのサイクルを回しながら、最終的にノータッチでの自動的・自律的な運用を目指すものです。

このセルフドライビング IT 運用の実現を支えるソリューションとなるのが、VMware vRealize Operationsです。

 

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