ログバンドル送信の“わずらわしさ”を抜本的に解決
何度も要求されるログバンドルの送付
先に述べたように仮想環境に発生した障害に対してTSEのサポートを受けるためには、必ずログバンドルを取得して送付しなければなりません。
しかし、この作業は場合によって数時間を要する煩雑な手間を強いられます。しかも追加のログをTSEから要求されるたび、何度もこの作業を繰り返さなければなりません。
ログバンドル収集・送付をわずか数回のクリックで完了
VMware Skylineを導入することで、上記のような煩雑なログバンドル収集・送付の作業を簡略化できます。ログバンドルを取得してTSEに送付するという流れそのものは変わりませんが、VMware Skyline上で操作をすることで、手元にいったんログバンドルをダウンロードしてから送付しなければならなかった手順がなくなるのがメリットです。
お客様側で行うのは、Skyline Advisorへログインし、ログ取得対象のvCenter ServerやESXi Serverなどのインベントリを選択し、当該SR番号をチェックし、送信ボタンをクリックするという操作のみです。もちろんTSEから追加ログが要求された場合も、同じ操作を繰り返すだけで済みます。
ログバンドル収集・送付をすべてTSEに任せる
ログバンドルの収集を依頼された場合、VMware Skylineを利用してログバンドルを収集・送付することが可能です。TSEからのログバンドルの収集依頼もVMware Skylineを通じて行われますが、このときログ承認設定を「自動承認」としておけば、TSE の要請に応じて自動でログバンドルが収集され、VMware に送付されます。また、ログ承認設定を「手動承認」とした場合は、ログバンドルが必要な状況がお客様へ通知され、これを承認処理することで必要なログが自動収集されて送付されます。
いずれの場合も、お客様側でのSR起票以降の作業は大幅に軽減されます。
これによりSRが解決するまでの時間は大幅に短縮されます。
