導入について

VMware Workspace ONE のライセンス

2022/07/19

VMware Workspace ONE は、業務で必要なアプリケーションを多様なデバイスからシンプルに利用できるようにする統合デジタルワークスペースプラットフォームです。単一のカタログおよびシングルサインオン(SSO)の機能により、PCやタブレット、スマートフォンといったデバイスの種類を問わず、クラウド、モバイル、Web、Windowsのあらゆるアプリケーションにシンプルかつセキュアにアクセスすることが可能となります。また、会社支給の端末からBYOD(個人所有デバイスの業務利用)まで、あらゆるエンドポイント管理を統合するとともに、従業員のプライバシーも徹底して保護します。

ライセンス体系

VMware Workspace ONEには「Employee Essentials」「Mobile Essentials」「Desktop Essentials」「Unified Endpoint Management Essentials (UEM)」の4つのEssentialsに加え、「Standard」「Advanced」「Enterprise」のエディションが用意されています。

VMware Workspace ONEはサブスクリプションモデルとして提供しています。エディション、ライセンスタイプを選択できるほか、導入方法や展開オプションなども自由に選択し、柔軟に組み合わせることが可能です。

エディションライセンス

従来のライセンスの「Standard」「Advanced」「Enterprise」はマルチデバイスに対応するライセンス形態となっております。

Standardは、基本的な統合エンドポイント管理およびSaaSへの統合アクセスを実現します。

Advancedは、より高度な統合エンドポイント管理とWorkspace ONEが提供している業務効率化アプリの利用、社内システムへのアクセスを実現することで、リモートワークを推進します。

Enterpriseは、StandardおよびAdvancedの機能に加え、サードパーティのセキュリティ製品などと連携することで、データを集約し、自動的な運用に繋げることができます。もちろん、従来の運用フローを自動化する第一歩目にもなります。また、Horizon Apps ユニバーサルライセンスも付与されていますので、高いセキュリティが要求されるシステムへのアクセスも実現します。

Essentials ライセンス

Essentialsでは「Employee Essentials」「Mobile Essentials」「Desktop Essentials」「Unified Endpoint Management Essentials (UEM)」の4つ選択肢の中から、お客様の環境とニーズに適したライセンスを選択して頂けます。また、軸となるライセンスにAdd-on機能を追加、カスタマイズすることでお客様に適切なサイズのパッケージを魅力的な価格で提供することができます。

Employee Essentialsは、デバイス管理が必須ではないユースケースにおいて、パーソナライズされた従業員体験を提供します。具体的に、従業員ライフサイクルサービス、シングルサインオン(SSO)などのアクセスサービス、またIntelligenceを利用したオートメーションなどが挙げられます。

Mobile Essentialsは、iOSまたはAndroidを搭載した従業員のスマートフォンデバイス向けに、モバイルデバイス管理機能を提供します。具体的に、MDMプロファイルを含モバイルデバイス管理、内部アプリの管理を含むモバイルアプリ管理、モバイル電子メール管理などが挙げられます。

Desktop Essentialsは、クラウドネイティブのモダンな管理を採用し、従来のPCライフサイクル管理ツールからの脱却を目指すお客様に、デスクトップ管理機能を提供します。具体的に、デスクトップMDMプロファイルを含む、最新のデスクトップMDMベースの管理、パッチオートメーションなどの高度なデスクトップライフサイクル管理などが挙げられます。

UEM Essentialsは、Mobile EssentialsとDesktop Essentialsの機能を統合し、OSの混在環境など、エンドポイントの統合管理に関するお客様のユースケースに対応する機能がパッケージ化されたものです。

また、Add-on機能として、「Frontline Worker」「Experience Analytics」「Mobile Threat Defense (MTD)」「Risk Analytics」「Experience Workflows Powered by Boomi」「Workspace ONE Assist」が提供されており、お客様の要件に応じて選択いただくことが出来ます。

※本記事では、「VMware Workspace ONE Editions」をもとにVMware Workspace ONE のライセンスをご紹介しています。
https://www.vmware.com/content/dam/digitalmarketing/vmware/en/pdf/products/workspace-one/workspace-one-editions-comparison.pdf

よくあるご質問

Q: ライセンスの最小購入数はいくつでしょうか。

A: 利用形態が共有SaaSの場合は25デバイス/25ユーザーからの購入となります。追加は1ライセンスからです。また、占有SaaSの場合は、3000デバイス/3000ユーザーが最小数となり、追加は25ライセンスからです。

Q:ユーザーあたりのライセンスを購入した場合、何台のデバイスまで利用が可能ですか。

A: 1ユーザーあたり5デバイスまでを管理対象とすることが可能です。ポリシーには依りますが、様々な端末からWorkspace ONE ポータルへのアクセスを実現します。


Q: VMware Workspace ONE Assistはどのような機能ですか。

A: Workspace ONE Assist は管理下のデバイスへリモート接続し、遠隔操作や対象デバイスの画面を管理コンソールから確認することができる機能です。OSやアプリケーションの不具合や不明な操作方法の支援を遠く離れた場所から実施でき、サポート品質の改善によるユーザー満足度の向上、ヘルプデスクやIT管理者のユーザーサポート工数の削減/効率化の向上が期待できます。
「Standard」「Advanced」「Enterprise」を保有されているお客様は、Add-on ライセンスを購入いただくことでWorkspace ONE Assistをご利用いただけます。


Q: Workspace ONE をお試しで利用できますか。

A: 30日間のフリートライヤルを提供しています。詳細はこちらをご確認ください。

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