一元化されたサポート窓口であらゆる問題に対応
デル・テクノロジーズならではの保守サポート
これまで仮想基盤にトラブルが起こった際に、IT管理者はその原因を切り分けてハイパーバイザーやネットワーク、サーバー、ストレージなど、各ベンダーの窓口にサポートを依頼しなければなりませんでした。
これに対してDell EMC VxRailの場合、カスタマーサポート窓口がデル・テクノロジーズに一元化されるため、トラブルをシンプルかつ早期に解決することができます。
「デル・テクノロジーとヴイエムウェアによって共同開発されたDell EMC VxRailだからこそ実現できたサポート体制です。ハードウェアやソフトウェアを問わず寄せられた問題に対して、両社は緊密な連携をとって解決にあたります」(百瀬氏)
アプライアンスを超越した拡張性
前述したような柔軟なハードウェア構成が可能であるDell EMC VxRailは、通常はHCIには不向きとされる業務用途にも対応可能です。
例えば少数のサーバーに対して巨大なストレージ容量を必要とするシステムの場合、Dell EMC VxRailとDell EMCの外付けストレージを併用することも可能です。
Dell EMC VxRailにおける運用管理の実際の操作感
Dell EMC VxRailで基本的に利用するのはvSphere Clientの管理画面で、そこにDell EMC PowerEdgeサーバーのリモート管理を行うiDRACの画面をVxRail Managerを介してプラグインして連携する形となります。
これによりDell EMC VxRailでは、ハードウェアと連携した様々な機能が付加され、より多くの情報をVMware vCenterから確認し、操作することができます。例えばソフトウェアやファームウェアの煩雑な更新作業を自動化することも可能です。
SB C&Sの稲葉直之氏は、「実際にアップデートを行う際には更新対象の選出に始まり、互換性の確認、バイナリ準備、VMware ESXi™上で行う手順の確認、人員のアサインなど多岐にわたる作業をこなさなければならず、稼働するノードの台数が増えれば増えるほどIT管理者の負担は増大していきます。こうした煩雑なマニュアル作業がDell EMC VxRailの更新機能を活用すれば数クリックで完了します。⾃動化により仮想基盤の運用管理に費やす⼯数と時間を大幅に削減します」と訴求します。
まとめ
Dell EMC VxRailは、デル・テクノロジーズとヴイエムウェアの共同開発製品ならでは、ハードウェア、ファームウェア、ドライバ、ソフトウェアなど、HCIを構成するコンポーネントの優れた整合性を確保しています。
また、VxRail Managerから確立されたフローをワンクリックで実行するなど、煩雑な運用管理のタスクを自動化するほか、あらゆるトラブルに一元化されたサポート窓口で対応。仮想化の先にあるSDDC(Software-Defined Data Center)を実現します。
Dell EMC VxRailについては、こちらの Web サイトでも紹介しています。