ヴイエムウェアではVMware製品を安心してご利用いただくためにテクニカルなサポートサービスを提供しています。そのベースとなるVMware製品のライフサイクルポリシーと共に、お客様が仮想基盤を今後も安心して運用していくためのヒントを紹介します。
VMware製品のサポートフェーズの概要
ライフサイクルポリシーに基づく2つのサポートフェーズ
ヴイエムウェアではお客様にVMware製品を安心してご利用いただくため、ライフサイクルポリシーを設けています。これには次に示す2つのサポートフェーズがあります。
ジェネラルサポートフェーズ
メジャーリリースの一般発売日(GA)から開始するライフサイクルポリシーで、指定された期日で終了します。本フェーズの期間中にVMware製品のテクニカルサポートを購入されたお客様に対して、メンテナンスアップデートとアップグレード、不具合とセキュリティの修正、テクニカルガイダンスを提供します。
テクニカルサポートの詳細は、下記コンテンツをご確認ください。
テクニカルガイダンスフェーズ
ジェネラルサポートフェーズの終了から一定期間、テクニカルガイダンスを提供します。主にセルフヘルプポータルを通じてご利用いただけるほか、サポート対象の構成で発生した重要度が低い問題については、オンラインでサポートリクエストを発行し、サポートを受けることができます。※1、※2
なお、テクニカルガイダンスフェーズの期間中であっても、特に記載のない限り新しいハードウェアのサポート、サーバ/クライアント/ゲストOSのアップデート、新規のセキュリティパッチと不具合修正は提供されないのでご注意ください。本フェーズは、仮想基盤が安定した状態で稼働していることを想定しているためです。
※1 テクニカルガイダンスフェーズが適用される対象製品のみ
※2 電話によるサポートは提供されません。
ライフサイクル サポートの概要
ライフサイクル サポート ポリシー一覧
テクニカルガイダンスの注意点
先述のとおり、テクニカルガイダンスでは新しいハードウェアやソフトウェアへの対応ができません。システムの脆弱性をかかえたままとなり、既存の仮想基盤に問題が生じた場合に迅速なサポートを受けることができなくなる可能性があります。
2023年6月現在、すでにvSphere 6.0までは、テクニカルガイダンスが終了しています。vSphere 6.5と、vSphere 6.7は、2023年11月15日にテクニカルガイダンスの終了を予定しています。
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テクニカルガイダンスの終了が近づいているvSphere のお客様や、またはシステム再構築のタイミングを迎ええたお客様は、最新のvSphere 8.0へのアップグレードを強くおすすめします。