仮想基盤のコスト最適化を支援
コスト圧縮の予測値を提示
VMware vRealize OperationsのCost Home Pageには、現状で費やしているコストに対してどれくらい圧縮することができるのか、予測値も示されます。
例えば、かなり以前に電源が落とされた仮想マシン、アイドル状態のままとなっている仮想マシン、あるいは古くなったスナップショットなどを回収することで、どれくらいのコスト削減につながるのかが示されます。
また、上記の施策を実際に行うことで得られたコスト改善の効果も確認できます。
このようにVMware vRealize Operationsは仮想基盤をコストの観点から捉え、何をどうすればコスト最適化につながるのかを、わかりやすく提示します。
将来のコスト変化をシミュレーション
さらにVMware vRealize Operationsの大きな特徴として、コストが将来どのように変化するかをシミュレーションすることができます。
シミュレーションを実行する際の条件としては、仮想マシンの増減、物理サーバー台数の増減および更改、一部ワークロードをパブリッククラウドへ移行したケースなどを設定することが可能です。
シミュレーション例 -ワークロードをVMware Cloud on AWSに移行-
コスト変化のシミュレーション例として、一部のワークロードをVMware Cloud on AWSに移行するケースについて見てみましょう。
移行対象として選択した仮想マシンをVMware Cloud on AWS上で稼働させるために、何台のホストが必要となり、そのコストがどれくらいになるのか示されます。
またVMware Cloud on AWSを利用する際にオンデマンドの従量制を選ぶのか、あるいは1年間や3年間のサブスクリプションを選ぶのかといった契約プランによっても、コストがどのように変化するのかを見ることができます。