VMware vSAN™は各ホストサーバに内蔵されているSSDやHDDなどのローカルなディスクを仮想的に束ね、単一の統合データストアとして運用します。これにより、仮想化基盤を構築する際に重いコスト負担を強いられた共有ストレージが不要となり、低コストでハイパーコンバージドインフラ(HCI)を構築することが可能となります。
ライセンス体系
VMware vSAN™のいずれのエディションも、CPU単位またはVDI デスクトップ単位のライセンスでご利用いただけます。
Advanced以上のエディションではインラインでの重複排除とデータ圧縮を備え、優れたコストパフォーマンスを実現します。(オールフラッシュ環境)
最上位となるEnterpriseではストレッチクラスターや保存データの暗号化といった機能も備え、可用性とセキュリティをさらに向上しています。
VMware vSANのエディションと機能の比較
よくあるご質問
Q1:vSAN for Desktopとはなんですか?
A1:vSAN for DesktopはVDI環境のみでVMware vSAN™をご利用いただく方向けのライセンスとなります。こちらは同時接続ユーザー数単位で、10または100ライセンスのパックでご利用いただけます。また、Horizon Advanced と Horizon Enterprise のバンドルにも vSAN for Desktop が付属しています。
Q2:既にVMware vSAN™を利用していますが、どのようなアップグレードパスがありますか?
A2:SnS契約が有効なお客様は上位エディションへのアップグレードライセンスをご購入頂けます。また、Virtual SAN 6.1以前にご購入されたAdvancedライセンスは、Enterprise のライセンスに無償で変更されます。