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クラウド移行を支援! 中堅中小企業向けに最適化されたDX仮想クラウド基盤とは?(2/3)

2022/01/28

中小中堅企業向けに最適化された「DX仮想クラウド基盤」

ダイワボウ情報システムが提供するIaaS「DX仮想クラウド基盤」は、VMware Cloud on AWSのSDDC環境を、Cloud Director serviceを通してマルチテナントサービスとして提供するプラットフォームです。DX仮想クラウド基盤は、仮想マシン5台〜10台程度の小規模な利用にも対応できることが特徴です。必要な周辺環境についても、ユーザー環境と自社ネットワークとのセキュアなVPN接続や、Arcserve UDP Cloud Directによるバックアップサービスなどを組み合わせて利用することができます。またAWSネイティブサービスは、Amazon S3との連携が可能です。ただし、AWS Direct Connectによる専用線接続に対応していません。

ダイワボウ情報システム株式会社 経営戦略本部 情報戦略部 情報戦略課 エキスパート 丹羽 政裕氏は、DX仮想クラウド基盤の強みについて、「リソースユニット単位での契約なので、ユーザー規模に合わせて小規模に利用したり、後で利用環境を拡大したりすることにも柔軟に対応できます。またマネージドサービスとして提供されるので、ユーザーはインフラ部分の管理から解放され、仮想マシンの運用に注力することができます」と話します。

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またDX仮想クラウド基盤は、オンプレミス環境に対して、以下のような優位性を備えていると、丹羽氏は言います。オンプレミスでは、ハードウェアの障害が発生するとメーカーとの日程調整、当日の立ち会い、ソフトウェアの更新では互換性検証など煩雑な作業と比較的長いリードタイムが発生します。もちろん、業務への影響が出ないよう、冗長性の確保や、作業を実施する時間帯を考慮しなければなりません。またベンダーによって問い合わせ先が異なり、それぞれとの連絡・調整も必要になります。このように丹羽氏は、ハードウェアの管理や障害対応、管理工数など、オンプレミスには様々な「見えないコスト」が存在すると指摘します。

「DX仮想クラウド基盤では、ユーザーが障害対応やソフトウェアのバージョンアップ作業を行う必要はなくなり、常に最新のソフトウェアを利用することができます。もちろん停電対策といった物理的な作業も、考慮する必要はありません。問い合わせ先も一元化され、煩雑な連絡・調整が不要になります」(丹羽氏)

また、続けて谷水氏は「担当者がオンプレミス環境の煩雑な運用管理から解放されることで、その分の工数を、DXなど新しい取り組みに回すことができるようになることも、DX仮想クラウド基盤のメリットです」と付け加えます。

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