課題を解決

クラウド移行を支援! 中堅中小企業向けに最適化されたDX仮想クラウド基盤とは?(1/3)

2022/01/28

コンテンツ提供:ダイワボウ情報システム株式会社

SaaSを中心としたクラウド活用が進む一方、IaaS・PaaSへの業務システムの移行には様々な課題が存在しています。VMware Cloud on AWSなどを活用すれば、既存のVMware環境からのシームレスな移行を実現できますが、中小中堅企業にとっては敷居が高い面が存在することも事実です。そこで本記事では、VMware Cloud on AWSをベースに、中小中堅企業向けに最適化されたIaaS「DX仮想クラウド基盤」について、ダイワボウ情報システム株式会社 経営戦略本部 情報戦略部 部長の谷水 茂樹氏と経営戦略本部 情報戦略部 情報戦略課 エキスパートの丹羽 政裕氏にお話を伺いました。

谷水 茂樹 氏 ダイワボウ情報システム株式会社 経営戦略本部 情報戦略部 部長
谷水 茂樹 氏
ダイワボウ情報システム株式会社
経営戦略本部
情報戦略部
部長
丹羽 政裕 氏 ダイワボウ情報システム株式会社 経営戦略本部 情報戦略部 情報戦略課 エキスパート
丹羽 政裕 氏
ダイワボウ情報システム株式会社
経営戦略本部
情報戦略部 情報戦略課
エキスパート

業務システムのクラウド移行を阻むハードル

テレワークの普及など業務環境の急速な変化に伴い、日本企業のクラウド利用率は急速に高まっています。特にSaaSは、その利便性の高さや導入のしやすさから、2020年に引き続き、大幅に利用が拡大しています。一方で、業務システムの基盤となるIaaSやPaaSも着実に利用を拡大しているものの、SaaSと比較すると伸び率は低く留まっています。

ダイワボウ情報システム株式会社 経営戦略本部 情報戦略部 部長 谷水 茂樹氏は、「システムの更新時にクラウドを優先的に検討する企業は多いですが、クラウドへの移行にあたっては、従来の運用管理とは異なるテクノロジーとスキルを多数習得する必要があります。移行に伴う膨大な変更項目の検討や、クラウド人材の育成・採用などは、多くの中小中堅企業で課題となっています」と話します。加えて谷水氏は、IaaS・PaaS活用に伴うハードルについて、ハードウェアの購入費用などの表面的なコストを比較すると、オンプレミスと比べてクラウドが割高に見えてしまうことが多い点も指摘しました。

VMware Cloud on AWSによるクラウド・移行

クラウド移行の負担を軽減するには、クラウドベンダーのサービスをそのまま使うのではなく、既存のオンプレミスのスキルを生かせるプラットフォームを採用するのも有効な方法です。VMwareテクノロジーでインフラを構築している企業であれば、有力な選択肢の1つとして考えられるのが、VMware Cloud on AWSです。VMware Cloud on AWSは、Amazon EC2 ベアメタルインスタンスで実行される、ユーザー専用のVMware環境です。VMware自身による運用・サポートの元、VMwareのSDDC環境をAWS上で利用できることが特徴です。VMware Cloud on AWSを活用することで、以下のようなメリットがもたらされます。コスト面では、所有モデルから利用モデルへ移行することで、硬直した設備投資を避け、ビジネスの状況に合わせた柔軟なコスト設計が可能になります。また、VMwareテクノロジーの既存資産やスキルをそのまま生かせるので、新たな投資を抑え、低コストでスムーズな移行が可能になります。

しかし中小中堅企業の目線で見ると、VMware Cloud on AWSにも一定の制約があると、谷水氏は指摘します。具体的には、VMware Cloud on AWSの最低利用単位が2ノード以上となることや、自社ネットワークとの接続やバックアップ・監視などクラウドの周辺環境についても検討が必要な点です。谷水氏は「これからクラウドに挑む中小中堅企業に必要なのは、段階的なスモールスタートや小規模なシステム構成が可能なプラットフォームです。また、クラウド周辺まで含めた構築まで、一気通貫でパッケージとして利用できることも重要です。これらのニーズに応えるために開発されたのが、『DX仮想クラウド基盤』です」と話します。

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