課題を解決

vFORUM 2017 SOLUTIONS SHOWCASE
HCIパビリオン 開催レポート 〜パートナー12社が一堂に会して最新ソリューションを紹介〜

2017/12/18

コスト削減への効果およびその拡張性の高さからハイパーコンバージドインフラが注目を集めています。そんな中、シンプルかつ柔軟なVMwareのHCIは10,000以上のお客様に選ばれご利用いただいております。

2017年10月31~11月1日に東京および11月22日に大阪で開催されたvFORUM 2017のSOLUTIONS SHOWCASEではVMware vSAN™ をベースとしたHCI Powered by vSANのソリューション展示やシアターで解説するHCIパビリオンを開催、ヴイエムウェアと協業するパートナー12社が出展しました。
ハードウェアからシステムインテグレーション、サポートまで、各社の特長を生かしたソリューションを紹介、ご来場をいただいたお客様にとって、HCIがもつ可能性を実際に目で見て体験できる、またとない機会となりました。

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国産サーバベンダーは高品質のハードウェアを出展

国産サーバベンダーからは、NEC、日立製作所、富士通の3社が出展しました。
NECはハードウェア設定からVMware vCenterやVMware vSANの構築までトータルに支援するvSAN構築サービスを紹介。Express5800シリーズの高信頼と全国約400か所から提供する均一保守体制を強みとし、教育関係、医療、SMB領域でさらに攻勢をかけていく意向を示しました。

日立製作所は、HCIの提供だけでなく、導入前から運用までをトータルで支援するHCIソリューションを紹介。HA8000 シリーズを中心にお客様のスタイルに合わせて選択可能な豊富なラインアップと日立クオリティの導入支援サービスと高品質サポートをアピールしました。

富士通はPRIMERGYシリーズを基盤に、仮想から物理まで簡単な日本語の画面で一元管理するHCIアプライアンスのPRIMEFLEX for VMware vSANを紹介。ファームウェアのアップグレードやノードの増設/減設もワンクリックで行うことが可能で、“安心・安全・すぐに・簡単”を要求レベルの高い企業も満足する品質で提供していく考えです。

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外資系ベンダーも安心のサポートを訴求

外資系ベンダーとして出展したのは、Dell EMC、日本ヒューレット・パッカード(HPE)、レノボエンタープライズの3社です。

Dell EMCはVMware vSAN Ready Nodeとして、最新14世代PowerEdgeサーバとVMware vSANを統合したシンプルなHCIソリューションを紹介しました。さらにDell EMCとヴイエムウェアの共同開発としてHCIアプライアンスのVxRailも出展。Dell EMC自身が日本国内でのシングルサポートを提供しています。

HPEは ProLiant DL/BLシリーズによる豊富なVMware vSAN Ready Nodeラインナップを紹介しました。ハードウェアから仮想環境までHPEによるサポートが可能。窓口を一本化し、たらいまわしを回避することで迅速な問題解決を実現すると強調しました。

レノボエンタープライズはThinkAjile VXシリーズを用いたVMware vSANアプライアンスを紹介しました。細かい構成確認が不要で、レノボプロフェッショナルサービスによる初期構築も含まれているため、納品後すぐに初期設定が可能。あわせてハードウェアとソフトウェアの窓口を一本化したワンストップサポートも提供すると表明しました。

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独自の付加価値で市場を拓くソリューションパートナー

さらにソリューションパートナーとして、伊藤忠ソリューションズ(CTC)、兼松エレクトロニクス、日本ビジネスシステムズ、ネットワンシステムズ、富士ソフト、ユニアデックスの6社が出展しました。

CTCはVMware vSANとDell EMCのPowerEdgeサーバ、10GEスイッチで構成されるHCIに各種テンプレート/構築サービス/拡張オプションを提供するソリューションを紹介。高品質で短納期、自営保守、長期保守、機能拡張オプション、検証環境の提供、定期的なオプション機能のロードマップなどの強みを示しました。

兼松エレクトロニクスがアピールしたのは、500社を突破した仮想化導入実績です。HPE、Dell EMC、シスコなどベンダーを問わずさまざまな構成を実現し、それぞれの長所を活かした既存サーバ管理ツールの統合管理を実現すると語りました。

日本ビジネスシステムズは高いコストパフォーマンスを備え、なおかつ初期コストを削減するスモールスタートも可能なHuawei のプラットフォームを出展。構築、運用、サポートまで一括したソリューションを提供すると強調しました。

ネットワンシステムズは独自開発ソフトウェアパッケージ”Artimate Package” を紹介。Dell EMC のPowerEdge サーバ、Arista Networks スイッチを組み合せたHCI(将来マルチベンダー対応予定)に、さらにNetworkの自動化をするVMware NSXが含まれており、また、オンプレミスとパブリッククラウドに対し仮想OSのカタログ機能を提供することで、システムのガバナンスと展開スピードを向上、ビジネスイノベーションの加速を訴求しました。

富士ソフトは日本で唯一のvExpert vSANの認定保持者も在籍しているSIの高い技術力をアピール。VMware vSANはもとより、VMwareの提供するあらゆるソリューションを組み合わせたSDDC(Software Defined Data Center)やEUC基盤での先進的な導入実績を紹介しました。

ユニアデックスが出展したHCIソリューション UniFlex Hyper Convergedの特徴はマルチベンダー対応です。シスコ、Dell EMC、HPE、レノボの4社からハードウェアの選択が可能。中・大規模向けの標準構成のほか、小規模向けには2ノードのミラー構成も提供しています。

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