Office 365のアクセスパフォーマンスはどこまで最大化するのか
日本マイクロソフトと共同検証を実施
共同検証の概要
2018年12月から2019年1月にかけて日本マイクロソフトとヴイエムウェアは共同し、Office 365の各種アプリケーションにおけるネットワークの環境負荷による影響度を確認すると共に、それに対するヴイエムウェアのソリューションの効果を確認するための検証を実施しました。
検証から明らかになった効果
上記の共同検証にあたったヴイエムウェア ソリューションビジネス本部 ネットワーク&セキュリティ技術部 リードシステムズエンジニアの濤川 慎一氏は、その結果を次のように報告しました。
「まずOneDriveの同期、およびSharePointのファイルアップロードについてはバックホール接続と比べ、ローカルブレイクアウトにより大幅にパフォーマンスが完全することが確認されました。また、インターネット環境の劣化に比例してローカルブレイクアウトのパフォーマンスも劣化する環境でも、クラウドゲートウェイ経由の通信にすることで、アプリケーションの高速化を維持できることを確認できました」
なお、オンラインモードでのOutlookに対するVMware SD-WAN の効果は限定的だったものの、Horizon Cloud on Azureから利用することでパフォーマンスが劇的に改善されることを確認しています。
まとめ
Virtual Cloud Networkのビジョンを支えるVMware SD-WANおよびHorizon Cloud on Azureを活用することで、Office 365をはじめとするSaaSへの高速アクセスを実現できることが確認されました。デジタル化に伴うアプリケーションの進化にタイムリーに対応したビジネストランスフォーメーションを推進することが可能となります。
本記事にてご紹介した、日本マイクロソフトとヴイエムウェアが共同で実施したテストに関する詳細は、以下のホワイトペーパーから参照いただくことが可能です。今後、VMware SD-WANの導入を検討していただく上での一助になれば幸いです。
本記事について詳しくは、次のダウンロード資料をご覧ください。
![](https://it-juku.jp/wp-content/uploads/2019/08/IVCT-resoruce_form_201.jpg)
Microsoft 365のパフォーマンスとネットワークの関係性、およびその最適化の手法について
〜Microsoft 365のパフォーマンスを最大限に引き出す、VMware ソリューション〜
日本マイクロソフトとヴイエムウェア は共同で Microsoft365(Office 365を含むMicrosoftソリューション)のパフォーマンスを最大化するネットワークについてVMware SD-WAN by VeloCloudならびにHorizon Cloud on Azureと組み合わせたかたちで実証試験を行いました。
本ホワイトペーパーはその検証結果を掲載したものとなります。Microsoft 365の最適化に最も適したSD-WANはVMware SD-WAN by VeloCloudであるということをご覧ください。
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