ネットワーク機能をオフロードすることで最適化
サーバ仮想環境におけるネットワークの課題をいかにして解決し、データセンター全体の最適化を実現することができるか――。この要求に応えるためにヴイエムウェアが提供しているのが、VMware NSXというネットワーク仮想化プラットフォームです。
ネットワークの構築／設定変更に伴う作業工数の削減と効率化
サーバ仮想化プラットフォームのVMware vSphere®は、ハイパーバイザーによってサーバの機能を抽象化し、ハードウェアから分離します。VMware NSXの基本的な考え方もこれと同じで、物理的に提供されていた、スイッチやルーター、ファイアウォール、ロードバランサーなどのネットワーク機能をハイパーバイザー上にオフロードしてハードウェアから分離することが可能です。この仕組みのもとで仮想的なネットワークをリソースとして、いつでも、好きな時に、必要な数だけ作ることができるのです。 サーバ管理者は、新規にVMを立ち上げた際に、同じVMware vCenter™の画面上で、個々のVMに任意の仮想ネットワークの機能を紐づけて設定することが可能となります。VMを追加したり移動させたりした場合も、それにあわせて仮想ネットワークの設定や構成をソフトウェア操作によって簡単に変更することができます。
- 同一の設定画面で完結する事が可能
- VM 作成時間と同等の時間でネットワーク設定も提供可能
- 複数のネットワーク機器にログインし、個別設定する手間を削減
- 部門間の調整をなくす事により、作業工数の削減と効率をUP
- 仮想化された限定的な設定箇所のため、影響範囲を低減
仮想化された基盤の可視化、ならびに運用の品質の向上
VMware vRealize™ Operations™にVMware NSXの管理パックを加えることで、仮想ネットワークを含めた仮想環境全体をダッシュボードから一元的に俯瞰して管理・監視することが可能となります。
どのVMがどのネットワークのトポロジーとつながっているのかを一目で把握。トラブルが起こった際に、どのポイントで通信が切れているのかを特定するなど迅速な初動調査を支援し、早期の問題解決を図ることができます。
- vRealize Operationsとの組合せにより、一元的に管理・監視が可能
- 障害時における一次切り分けを迅速化
