安全なクラウドサービス利用を実現
VMware Cloud Web Securityの主要機能
VMware Cloud Web Securityは、インターネットアクセスやSaaS利用など外部通信を保護するセキュリティサービスです。簡単に言えば、従来のプロキシサーバーが担ってきたさまざまなセキュリティ機能をSaaS型で提供します。VMware SD-WANとこのVMware Cloud Web Securityを組み合わせることで、拠点内はもとよりVMware Secure Accessと組み合わせることでテレワーク環境からも、安全にWebアクセスやクラウドサービスの利用ができるようになります。
VMware Cloud Web Securityにより、次のようなセキュリティ機能を利用することができます。
- URLフィルタリング: カテゴリのリストやドメインを指定することで、外部の通信に対して許可またはブロックの制御を行う。これによりマルウェアの拡散や情報の搾取を狙ったフィッシングサイトや偽装サイト、あるいは業務と関係ないアダルトサイトやギャンブルサイトなどへのアクセスを防止する。
- コンテンツ検査: Webサイトからダウンロードするファイルやメールに添付ファイルに対してセキュリティの検査を行う。既知の脅威をアンチウィルスでチェックするほか、不審な振る舞いをサンドボックスでチェックすることで未知の脅威にも対応できる。またパスワードで暗号化された添付ファイルにも対応しており、デバイスにダウンロードする前にセキュリティの検査を行うことも可能です。
まとめ
VMware SD-WAN、VMware Secure Access、VMware Cloud Web Securityの3つのコンポーネントで構成されるVMware SASEは、クラウドサービス利用の増加に伴い発生している既存ネットワークの帯域不足、急増するテレワーク環境でのセキュリティの確保といった課題に対する有効な解決策となります。
さらにVMware SASEはVMware Workspace ONEやVMware Carbon Black Cloudとも連携が可能です。これによりエンドポイントの信頼性、ユーザーの信頼性、ゼロトラストの運用まで一貫したソリューションを提供できることが、他社のゼロトラスト製品を圧倒するアドバンテージとなっています。
なお、ネットワールドではVMware SASEをスムーズに導入・活用していただくために、お客様環境のヒアリングから各コンポーネントの導入、操作手順書の作成やトレーニングの実施、導入後のオフサイトサポートまで、トータルに対応する導入支援サービスを提供しています。VMware SASEの導入をご検討の際には、ぜひネットワールドまでお声がけをいただければ幸甚です。
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VMware製品のディストリビューターであるネットワールドは、VMware SD-WAN を導入しており、社内活用を通じてすでに豊富な技術ノウハウを蓄積しています。この導入および実装作業に当たったエンジニアが直接サポートを担当しており、VMware SD-WANの導入や運用に関してきめの細かいサービスメニューを用意しています。具体的な内容をご紹介します。 - VMware SASE ラインナップ
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