課題を解決

煩雑な監視・分析作業を自動化して迅速に問題解決 仮想基盤の安定運用をVMware vRealize Operations Managerで実現(2/2)

2019/07/04

VMware vRealize Operations Managerで確認できること ~日常の運用管理で使える標準ダッシュボード紹介~

運用概要ダッシュボード

仮想基盤の運用管理に必要な情報が俯瞰的に表示され、監視対象であるデータセンター全体にわたる仮想マシンの状況を確認できます。

データセンター内で稼働しているクラスタ、ホスト、および仮想マシンを把握し、アラートの発生も迅速に確認できます。また、リソース競合が発生している可能性が高い上位15台の仮想マシンをリストアップすることも可能です。これによりデータセンター全体のパフォーマンスに影響を及ぼしていると思われる仮想マシンを推定します。

キャパシティと使用率ダッシュボード

仮想マシンの稼働に対してCPU、メモリ、ディスク、ネットワークのリソースを大量に消費している、すなわち過負荷となっているホストを特定できます。この情報に基づいて管理者は、過負荷状態のホストから余裕のあるホストへ仮想マシンを移動するなど対処を行うほか、当該ホストに対する物理リソース追加の必要性を検討することができます。

トラブルシューティングダッシュボード

ダッシュボードに表示されるステップを追いながら、現在の仮想基盤の課題を把握することができます。トラブルが発生している場所と関連情報が紐づけて可視化されるため、迅速なトラブルシューティングが可能です。

具体的にはダッシュボード上に、各リソースの使用量(CPUはデマンド、メモリはワークロード、ディスクはIOPS総数、ネットワークは使用率)およびパフォーマンスに影響を与えるメトリック(CPUとメモリの競合、ディスクの遅延、ネットワークのドロップパケット)が表示されます。複数の画面を遷移しなくても、このダッシュボードを見るだけでパフォーマンスに影響を与えている原因と対応方法の大まかな見当をつけることができます。

需要予測に基づいた仮想基盤の拡張計画へ

物理キャパシティの将来のワークロードを予測

現在の仮想基盤の稼働状態から物理キャパシティの需要予測を行うことは容易ではありません。この課題をVMware vRealize Operations Managerの強力な分析機能が解決します。物理キャパシティの将来的なワークロードの変化を予測することが可能となるのです。

VMware vRealize Operations Managerは、仮想基盤を構成する各リソースの使用率およびトレンドを正確に追跡・測定・予測し、将来的に物理キャパシティに発生する可能性が高い問題や無駄をなくすために必要な情報を提示します。これを受けて管理者は、日々変化するキャパシティ需要に対して予測精度の高い拡張計画を立てることができます。

再利用可能なリソースをリスト化

VMware vRealize Operations Managerのレポート機能を使用すると、再利用可能な仮想マシンのリソースをPDFまたはCSVファイル形式で出力することができます。再利用可能なリソースがわかりやすくリスト化されるため、今後のリソースの割り当ての見直しなどに役立てる上での有効な情報となります。

まとめ

ここまで紹介してきた機能はほんの一部にすぎず、VMware vRealize Operations Managerは仮想基盤に関する広範な情報を提供しています。このツールを導入することで、これまで管理者が苦労して行ってきた仮想基盤の監視・分析作業のほとんどが自動化され、より迅速かつ簡単、確実な問題解決と安定運用を実現します。これを機に、ぜひVMware vRealize Operations Managerの導入をご検討ください。


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仮想基盤の安定運用をvRealize Operations Managerで実現

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