課題を解決

高価で導入できなかった共有ストレージが不要に 〜仮想化基盤を安価&シンプルに構築するVMware vSAN〜(3/3)

2014/03/19

vSANで発展する仮想化基盤

vSANを活用することで、共有ストレージを用いた場合と同等もしくはそれ以上に利便性の高い仮想化基盤を構築・運用することができます。

応用例1:仮想デスクトップ

社内に分散している多数のクライアントPC(デスクトップ)を仮想化し、ホストサーバ側で集中管理することで、運用コスト削減やセキュリティ強化を図りつつ、ユーザの生産性向上にも寄与することができます。 ただし、始業時など多数のユーザが一斉にログインした場合、共有ストレージにI/O負荷が集中し、起動が遅くなってしまう場合があります。
VSANを用いた仮想化基盤では、各ホストサーバのローカルディスクにI/O負荷が分散されるため、パフォーマンス低下を防止し、快適な仮想デスクトップを運用することが可能となります。

仮想デスクトップ

応用例2:テスト・開発環境

システム構築プロジェクトの作業負荷の変動にあわせ、必要な数の仮想サーバを動的に立ち上げたり、リソースを拡張したりすることができます。

テスト・開発環境

応用例3:ビッグデータ活用

分析対象となるデータ量の増加に、ホストサーバをスケールアウトで追加することで、柔軟に対応することができます。また、vSANは、ビッグデータを並列分散処理するHadoopのような仕組みとも親和性が高く、高速性能を発揮します。

ビッグデータ

応用例4:バックアップサイトの構築

BCP(業務継続計画)/DR(災害復旧)対策強化のため、遠隔地にバックアップサイトを構築する企業が増えています。ただ、バックアップサイトの待機系システムにも本番系システムと同規模のインフラを導入する必要があり、コストが膨らむのが問題でした。
vSANを活用することで、待機系システムのための仮想化基盤をシンプルかつ低コストで構築することができます。

リカバリ先


vSANについてさらに詳しく

資料ダウンロード: 仮想環境を共有ストレージなしでも実現! VMware® Virtual SAN™のご紹介

VMware vSphere® 5.5の新機能として提供されるVMware® Virtual SAN™では、共有ストレージを使わずに、仮想化基盤を安価に構築することができますが、本資料では、このVMware® Virtual SAN™の概要についてご紹介しています。

さらに詳しく

Japan Cloud Infrastructure Blog vSphere 5.5 の新機能紹介

本製品について解説されたVMware公式ブログの記事です


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