課題を解決

Workspace ONE を活用した最新のWindows 10 PCのエンドポイント管理(1/3)

2019/09/19

Windows 7の延長サポート終了が2020年1月14日に迫り、Windows 10への移行が進んでいます。これを機にWindows 10搭載PCの管理をVMware Workspace ONEに統合することで、働き方改革やIT変革を支える最新のエンドポイント管理を実現できます。

Windows 10搭載PCをどう管理すべきか

年に2回の機能更新プログラムの適用が必須

Windows 10は、WiIndows7の単なる後継バージョンではありません。「WaaS(Windows as a Service:サービスとしてのWindows)」という概念を取り入れた新しいOSであり、従来からのセキュリティパッチに加え、年に2回のペースで大型の機能更新(メジャーアップデート)が行われます。

ここでしっかり認識しておかなければならないのは、機能更新プログラムが配布されて以降のサポート期間は18カ月間となっていることです。言い換えれば、継続的にサポートを受けるためには、機能更新プログラムの適用を続けていく必要があります。

WSUSを用いた管理では限界

各ユーザーが使用しているPCに対してWindowsのアップデートを行う手段として、これまでは主にWSUS(Windows Server Update Services)サーバが用いられてきました。ユーザーが自分のPCを日常的に社内ネットワークに接続する中で、自動的に最新のセキュリティパッチや機能更新プログラムの適用を行うことができます。

しかし、働き方が多様化していく中で、たとえば1か月以上も会社に戻ってこないテレワーク主体の社員も増えていく可能性があります。これらのユーザーが利用するPCについてもアップデートを放置するわけにはいきません。

Workspace ONE ではクラウド経由でPCを管理しているため、外出等によりPCが社内ネットワークに接続していなくとも、インターネット経由で更新プログラムの適用を制御することが可能です。例えば、社内ネットワークに接続していなくとも常に最新のセキュリティパッチを適用することが出来るので、セキュリティ強化対策としても有効な手段です。

モバイルデバイスと共にWindows 10搭載PCの管理を統合

上記のような課題の解決にWorkspace ONEが役立ちます。Windows 10のライフサイクルをクラウド上で管理し、最新のセキュリティパッチや機能更新プログラム、運用ポリシーなどを、Workspace ONEから一元的に配信することができます。

テレワークが進展する中で、iOSやAndroid OSをベースとしたスマートフォンやタブレットの活用が進んでいます。Workspace ONEはこれらのモバイルデバイスと共にWindows 10を搭載したPCも含めた統合エンドポイント管理を実現します。これによりテレワーク主体のユーザーが利用しているPCについて、紛失や盗難などの救急時にリモートからのワイプやロックの操作を行うことも可能となります。

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