課題を解決

Windows 10 時代の”新常識”モダンな管理
〜デバイスの持ち出しを“とりあえず”から“あたりまえ”に〜(2/3)

2020/11/25

VMware Workspace ONEを活用した課題解決

デバイスの社外利用に関して明らかになった上記のような課題にどう対処すべきでしょうか。市島氏が、VMware Workspace ONEを活用した解決策について解説します。

解決策 1:ポリシーの遵守状況をクラウドから定期的にチェック

VMware Workspace ONEを活用すれば、持ち出されたデバイスのポリシーの遵守状況をクラウド経由で定期的にチェックすることが可能となります。

ポリシー違反のデバイスが自動的に検出・通知されます。これを受けて管理者は、違反状態の詳細を確認し、ユーザーに警告するといったアクションを取ることができます。

例えば「設定を修正してください」と改善要求のメールを発信し、規定の日数を経過しても改善されない場合は業務アプリケーションへのアクセスを制限。その後、違反状態が解消された時点でデバイスを回復するといったポリシー管理の業務プロセスを自動実行することも可能です。

解決策 2:更新プログラムをインターネット経由で配布

新しい更新プログラムの適用状態をVMware Workspace ONEの管理画面からチェックすることができます。これに基づき管理者から警告を受けたユーザーは、インターネット経由で更新プログラムをダウンロードしてインストールします。

例えば更新プログラムを適用せずに古いOSバージョンのWindows10を使い続けているユーザーがいた場合、上記のポリシーの遵守状況と同様に各ユーザーの適用状況をVMware Workspace ONEの管理画面上で監視し、必要なアクションを実行することができます。

解決策 3:デバイスを紛失した場合はまずセルフで対処

持ち出し中のデバイスを紛失した場合、VMware Workspace ONEを導入していれば、ユーザーはセルフポータルからデバイスの位置を把握し、遠隔からロックやワイプ(デバイス内の設定やデータの削除)を行うなど、必要なアクションをとることができます。夜間や休日など、管理者に連絡が難しい場合でもユーザー自身で初期対応ができるため、情報漏えいのリスクを最小限に抑えることができます。なお、ワイプを実行した時点で、管理者への通知も自動的に行われます。

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