ユースケース 2:利⽤者を検索・特定してトラブルシュート
利⽤者から「パフォーマンスの問題がありそう」といったぼんやりした問い合わせを受けた場合も対応可能です。誰がどのサービスを利⽤し、どのようなパフォーマンスの問題が起こっているのかを突き止め、深掘りすることができます。
Step 1:Horizon User Troubleshooting ダッシュボードを参照
パフォーマンス問題に関する問い合わせを受けた際にHorizon User Troubleshootingダッシュボードを利用し、当該利⽤者を検索してトラブルシュートを行います。
Horizon User Troubleshootingダッシュボードは利⽤者を検索する機能を提供し、パフォーマンス問題の発⽣時に素早く根本原因を解析することを可能とします。
Step 2:関連するKPIを確認
続けてCPUやディスク、メモリ、プロトコルなどパフォーマンスに影響を及ぼすKPIをクイックに確認することができます。
また、どちらのユースケースにおいてもHorizon環境のみでなく、基盤となるvSphere環境のトラブルシュートも含めた問題の分析や切り分けが必要になるケースがあります。こうした場合にもvRealize Operationsをご活用頂き、シングルコンソールで包括的にシステム環境を管理・監視可能ですので、vRealize Operationsに関するこちらの記事もぜひ併せてご覧ください。
オンプレミス環境でも展開が可能に
Management Pack for Horizonはクラウドファーストのコンセプトに基づき2020年10月よりSaaS版で提供を開始しましたが、2021年4月よりオンプレミスでも提供を開始しました。vRealize Operations Cloud および vRealize Operations Advanced 以上をお持ちのお客様はご利用いただけます。
VMware Horizonをすでに運用している、あるいは導入を予定しているお客様は、そのVDI環境のより安定的かつ高信頼の運用を実現するための“必須製品”としてManagement Pack for Horizonを捉え、是非あわせての導入をご検討ください。