課題を解決

「2ノード vSAN」で広がるハイパーコンバージドインフラ活用法(2/3)

2018/04/02

2ノード vSANが起こすハイパーコンバージドの新しい波

仮想インフラ全体の管理負荷を軽減

現在、企業規模に関係なく、より積極的に2ノード vSANを導入しようという動きが顕著にあらわれてきています。外付け共有ストレージの管理から解放されたいという理由からHCI Powered by VMware vSANを検討するのは必然の流れですが、そうした中で3ノード以上の構成を選ぶのではなく、「できれば2ノード vSANを導入したい」と考える企業が増えているのです。
たとえば地方に拠点を置く企業では、「システム管理者が1~2名しかいない」「総務部門の担当者がシステム管理者を兼任している」、あるいは「交通の便が悪く、何かトラブルが起こってもベンダーはすぐにサポートに駆けつけてくれない」といったケースがよくあります。そうした中で仮想インフラ全体の管理負荷を軽減するための有力な選択肢として、2 ノード vSANが注目されはじめました。

コンパクトでもスペックに妥協しない新たな流れ

仮想インフラの構成要素を最小限に抑えることで初期コストを削減し、同時に管理性も向上することができるというメリットから、これまで2 ノード vSANの導入が進んできました。そこにいま起こっているのは、2 ノード vSANを選択しながらもハイパフォーマンスを追求するという新しいトレンドです。
最新のスマートフォンやタブレットを購入するユーザーは、単に軽量コンパクトで便利だからという理由で、それらのデバイスを利用しているわけではありません。たとえ小さくてもスペックに妥協はなく、PCを超えるようなパフォーマンスを求めています。同様のニーズが2 ノード vSANでも高まっているのです。

ハイエンド志向のニーズにも柔軟に対応

2 ノード vSANはHCI Powered by VMware vSANの最小構成ですが、規模(ノード数)と関係なく「サーバ内部のパーツを自由に組み替えられる」という柔軟性をもった特徴は、すべてのHCI Powered by VMware vSANで共通しています。
すなわち2ノード vSAN にあえてハイスペックなCPUやSSDを搭載することで、少ないノード数でありながらもエンタープライズクラスの外付け共有ストレージを設置したインフラにも引けを取らないパフォーマンスと安定性を発揮する、ハイエンド志向の2ノード vSANを導入することも可能です。

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