課題を解決

幅広いユースケースに適応できるハイパーコンバージドインフラ
ハイパーコンバージドインフラを支える “キーテクノロジー” はストレージ仮想化機能にある!(2/3)

2017/04/18

HCI Powered by VMware vSAN

ヴイエムウェアが提供するHCIのキーテクノロジーとなっているのがVMware vSANです。他のストレージ仮想化機能にはない独自のアーキテクチャにより、信頼性と効率性を高め、高性能なストレージを提供することで、広範囲への適応性を実現します。

HCI Powered by VMware vSANアーキテクチャの特長

VMware vSANの最大の特長は、ハイパーバイザーであるVMware ESXi™ にカーネル組み込みで実装されていることにあります。一般的なストレージ仮想化機能のように、ストレージコントローラ機能を仮想マシン(コントローラVM)として実装する必要はありません。
この独自アーキテクチャにより、論理的な構成部品を最小化し、ひいてはインフラ設計の負担や障害発生のリスクを軽減することができます。同時にストレージアクセスのオーバーヘッドも最小限に抑えて高I/O性能を実現します。

サイボウズがVMware vSANを選択した決め手はストレージ仮想化のアーキテクチャ

国産グループウェアの大手ベンダーとして知られるサイボウズもVMware vSANを導入しています。選定の決め手となったのは、先行して提案を受けていた、他ベンダのハイパーコンバージドインフラが採用しているストレージ仮想化機能のアーキテクチャに感じていた“違和感”をvSANであれば払拭できると判断したからです。
同社 運用本部 情報システム部の青木哲郎氏は、次のように話します。
「VMware VSANの一番の特長はVMware ESXiに組み込まれたシンプルなアーキテクチャで、これまでの検討製品のように仮想マシンを経由してI/Oを行うアーキテクチャではないことです。ハードウェアリソース、I/O性能に影響がなく、SSDを活用した高いパフォーマンスが出せます。VMware ESXiに組み込まれている機能なので、これまで使い慣れた機能に制限がなく、VMware vCenterでVMware vSANまで含めた統合管理ができることも大きなメリットです。また、一般的なベンダー製のサーバを活用するので、低コストでの導入が実現できることも大きいですね。」

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