課題を解決

幅広いユースケースに適応できるハイパーコンバージドインフラ
ハイパーコンバージドインフラを支える “キーテクノロジー” はストレージ仮想化機能にある!(3/3)

2017/04/18

HCI Powered by VMware VSANの幅広いユースケース

VMware vSANをベースとしたHCI の導入ユーザー数は、すでに7,000社を超えています。多くの企業から選ばれる最大の理由は、VMware vSANのソフトウェアとしての完成度の高さです。高品質なソフトウェアを共通機能として提供し、サーバ台数や内蔵ディスクの選択により、適切な容量、性能を提供出来ることが、規模やユースケースを問わず、高範囲への適応に対応できます。

大手グローバル企業におけるミッションクリティカル業務への適用

世界有数のグローバル金融機関では、インターネットバンキングシステムでのVMware vSANの活用を進めています。また、大手航空会社の課金や予約といった基幹システムに適応されている例もあります。航空機に搭載されたの30万個のセンサーから収集したログからメンテナンスの必要性を判断するビッグデータ分析システムとしてもVMware vSANが活用されています。
このような非常にミッションクリティカルな業務や高性能が求められる領域においても、VMware vSANは実績を拡大しているのです。

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オールフラッシュストレージをより手軽に手に入れる

ストレージに関連するキーワードとして、継続的にご興味の高いキーワードに ”オールフラッシュストレージ” があります。vSANは内蔵ディスク全てをSSDで構成するオールフラッシュ構成にも対応しています。ハイパーコンバージドインフラはオールフラッシュストレージを手軽に手に入れるアプローチとしても注目されています。
データセンターサービスやクラウドサービス、データ分析基盤サービスなどを展開しているIDCフロンティアは、プライベートクラウド基盤を構成するストレージアプライアンスをVMware vSANベースのハイパーコンバージドインフラに置き換えました。最大のポイントはサーバの内蔵ディスクにオールフラッシュ構成を採用したことで、安定性を確保しつつ従来の3~12倍のI/O性能向上を達成しています。
同社 カスタマーサービス本部 プラットフォーム エンジニアリング部 クラウドグループの朴昶柱氏は、このように話します。
「フラッシュの高速性自体が絶対的で、最近では容量単価の弱点も克服されつつあります。HDDとくらべて故障率が圧倒的に低く、ディスク交換に伴う運用保守の負荷は100分の1程度に抑制されます。そのため、オールフラッシュへの対応は、当社にとって必須要件でした」

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ハイパーコンバージドインフラでサーバとストレージのライフサイクルを統一

日本全国5万4,000店を超える加盟店に不動産情報サービスを提供しているアットホームでは、新しい仮想環境の構築に際してVMware vSANベースのハイパーコンバージドインフラを採用し、サーバとストレージのライフサイクルの不整合を解消するとともに、ストレージの導入や運用にかかる負荷の低減を実現しました。
2年以上の安定稼働実績を経て、同社 情報システム部 情報管理室 管理運用グループのグループ長を務める磯田信親氏は、このように話します。
「2015年初旬に導入して以降、VMware vSANのトラブルはゼロ。非常に安定的に稼働しており、当初の予想を大幅に上回るパフォーマンスを発揮しています。ハードウェアの選定やクラスタの設計を自由に行えるばかりか、それによって運用負荷が肥大化することもありません」

今回はVMware vSANをベースとしたHCIが、仮想基盤におけるストレージ課題である、ハードウェア機能に依存した運用からの脱却を進め、オンプレ環境のダイエット効果が高いことを、事例を交えてご紹介いたしました。
次回は国内での導入事例を、より深掘りして、導入検討のきっかけから具体的な導入効果までをご紹介を予定しております。


本記事について詳しくは、次の資料をダウンロードもご覧ください。

資料「ハイパーコンバージドインフラ 〜Powered by VMware vSAN」

本資料では、HCI(ハイパーコンバージドインフラ)が求められる背景から、vSANのテクノロジー、実際の導入状況と効果について説明しています。

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